Asexualについて

はじめましてこんにちは!あさひといいます。

私はFtXのAsexsualを自認しています。今のところ!!


恋愛感情はあると思ってるけど、好きになった人に対して性的欲求を感じないんです。

皆さんの中で「それってAセクじゃなくてノンセクじゃない?」っていう人も多いかもしれません。私はそういう認識をちょっと変えたいなー!って思って今はじめてのブログを綴っています。


私のブログではたくさんAsexualという単語を使うと思うので、なぜ英語表記をしてるかというのをちらっと紹介します。日本で言うAセクシャルと海外で言うAsexsualは違うんですよね。わからない方がいたら覗いてみてください(^▽^)


まず日本の違いと外国の違いを分かりやすく。


【日本の場合】

恋愛感情○ 性的欲求×・・・非性愛(ノンセクシャル)

恋愛感情× 性的欲求×・・・無性愛(アセクシャル・Aセクシャル)


【外国の場合】

性的欲求×・・・恋愛感情の有無にかかわらず、性的欲求がなければAsesual(発音:エーセクシャル)と分類される


日本ではきっと、恋愛感情があるのにAセクと名乗っている人をみると「いやそれノンセクでしょ」って言う人が多いかもしれませんが、海外ではそーではないです!

ノンセク、Aセクと分けて考えるのは日本独特なことだとおもう。

でも、私の場合はわかりやすい外国の言い方を採用してます。

そして日本でもこの言い方が広まればいいなーって思います。


もう少しわかりやすく外国の用法を説明します\(^o^)/


まず、恋愛指向と性的指向は別々の感情です。

前者をRomantic orientation、後者をSexual orientationといいます。

後者の方がなじみのある言葉だと思うので、後者で例をあげると、


 hetero- + -sexual = heterosexual(異なる性別に性的欲求を感じる)

 homo-  + -sexual = homosexual(同じ性別に性的欲求を感じる)

 bi-   + -sexual = bisexual(両方の性別に性的欲求を感じる)


と、いうように、hetero-、homo-、bi-、などの接頭語がsexualにくっついて、自分のsexual orientationがどの方向をむいているかを表します。


だから、みんながよく使ってるヘテロセクシャル=異性愛ってのは、恋愛感情も含まれた感じでみんな使ってるけど、厳密に厳密にいえば、性的欲求だけっていう。。。

でも、ほとんどの人が、恋愛と性愛は一致してる人が多いから、めんどくさいし、こう使ってるんだろうなっておもう。実際に私も恋愛と性愛を一緒にさせて使っちゃいます。さすがにこの認識を変えるのは難しいとおもうし・・・


で!このたっっっっっっくさんある接頭語の中のひとつに(A-)という接頭語があります。

”A-”は、否定を表す接頭語です。よって、


 A- + -sexual = Asexual(性的欲求を感じない)


という意味になります。ね!


このように言葉の成り立ちを考えると、日本の概念のAセクシュアルというのが私的には変なように感じてしまうんですよね。特に自分自身が恋愛と性愛が一致してないので、思っちゃいますよね><。


次に同じように、Romantic orientationも考えると、


 hetero- + -romantic = heteroromantic(異なる性別に恋愛感情を覚える)

 homo-  + -romantic = homoromantic(同じ性別に恋愛感情を覚える)

 bi-   + -romantic = biromantic(両方の性別に恋愛感情を覚える)


ということになりますね!


よって、恋愛感情を持たない人々は、同じように、Aromanticという形で表すことができます。

逆に、同性にでも異性にでも恋愛感情を示す人をまとめて、Alloromanticっていうらしいんだけど。接頭語の意味が調べてもわからん・・・学問的な英語に詳しい方教えてくださいごめんなさい;;


とりあえず、先に述べた【日本の場合】に戻って考えると、


恋愛感情○ 性的欲求×・・・Alloromantic Asexual

恋愛感情× 性的欲求×・・・Aromantic Asexual


ってことになりますよね!!!!


そうです性的欲求を抱かない人だったら、みんなAsexualの仲間なんです!!


恋愛的には同性が好きだけど、好きになった人に対して性的欲求は抱かないのよねって人は、Homoromantic Asexualとかいえるしとても便利な言葉のように思えるのよね~


でも日本ではやっぱりノンセク、アセクという言葉がはびこっているので、

私は自分のセクシュアリティを表すときは、Asexualという英語表記を使うことにします。


Asexualも性別と同じでグラデーションです。

いろんなジャンルのAsexualは存在します。


なので、かたい頭を持たずに、勇気を出して「自分はAセクシャルです」って言ってくれた人に、恋愛感情あるくせに…とかセックスの経験あるくせに…とか、反発心を持たないで、たくさんの対話を通して接していきましょー!


長くなりましたが、最後まで読んでくださった方ありがとうございました!!

あさひ

虹み色(にじみいる)

セクシュアリティってなんだろう? LGBTQ+ってなんだろう? 性別ってなんだろう? そんな疑問を解決して、みんなで性のグラデーションを楽しむための情報を発信していきます! 当事者の、当事者による、みんなのための情報発信サイト、虹み色(にじみいる)です!!

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